JAL 入札アップグレードに挑戦

雑記

1. JALの入札アップグレードとは

ふとしたことから急遽、海外出張にいくことに。

行先はアメリカの西海岸。

出張のフライトクラスですが、会社は残念ながらビジネスクラスなんて乗せてくれません。
(そりゃ、エコノミーとビジネスでだいぶ値段違うもんね。。)

乗るためには相当出世しなければならず、庶民の私はもちろんエコノミークラスで行きます。

ただ、少しマイル残高があったので、「マイルでアップグレードしちゃおうかな」とスケベ心を出してJALのサイトを覗いてみると、そこには、

「入札アップグレード」

なる謎のボタンが。

初めて見るボタンだったので、詳細をJALのサイトで確認してみると、入札可能な予約を持っている場合、ホームページ上で入札をすることによって搭乗クラスがアップグレードされる(かもしれない)サービスのようです。

JALからメールで案内がくる場合もあるようです。

一定の額を事前に入札しておくと、その入札額や、あとは恐らくその航空会社における搭乗履歴(会員ステータス)、そして空席状況などによって落札者、落札人数が決まるのだと思います。

なるほど、面白いサービスだ。

ちょっと調べてみると、同様のサービスがすでに何十もの世界中の航空会社で提供されていて、元となるシステムを提供しているのは一つの会社みたいです。

これは、航空会社からすると利益を最大化できるし、搭乗する側からすると正規の料金より安い価格でビジネスクラスに乗れる(可能性がある)わけで、双方にとってメリットのあるサービスですね。

2. いざ、入札。落札価格相場はいくらなのか

そして申し込み画面を覗いて少し操作を進めてみると、こんな感じでした。

入札アップグレード画面

中央にあるバーで入札金額を増減させると、右のアップグレードの可能性を示す針が左右に動くというもの。

今回のケースだと、入札することができる最高額は225,000円でした。
逆に最低価格(バーの一番左)は確か85,000円だったと思います。

最高額の225,000円を入札すると、おそらくほぼ確実にアップグレードされるんでしょうね。
ただこの金額を入札するのであれば、正規料金と大して変わらなくなってしまうし、出張に自腹で225,000円の追加はさすがにしたくない。。

落札価格の相場もよく分からないまま、今回はダメ元で最低金額に近い90,000円で入札をしてみました。

通ってほしいような気もするし、逆に通ったら通ったで、9万円の出費はそれはそれで痛い。。
そして一度通ったが最後、キャンセルができない。

9時間のフライトだから、1時間につき1万円の追加出費かー、、その価値あるかなーとか貧乏くさくいろいろと考えてしまう。

というわけで複雑な気持ちで抽選結果を待つことに。

3. 抽選結果

搭乗日が近づいたある日、メールで入札結果の連絡が。

その結果は、、 「落選」

まあそうだよね。
入札金額は低いし、それに、ビジネスクラスの空席はもともと少なかったし。

9万円浮いたと前向きに考え、おとなしくエコノミーで行くことに。

そしてふと思ったけど、入札でアップグレードを申し込む人と、マイルで申し込む人と、両方のパターンがあると思うけど、この場合は優先順位付けはどうなっているんだろうか。

さらには会員資格のステータスも絡んでくるだろうから単純には決まらないのだろうけど、きっとシステムが何らかのアルゴリズムで機械的に選定しているのかな。気になるところです。

出世するか、億リーマンになってビジネスクラスに乗ってみたいものです

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